エアロゾル感染とは空気感染や飛沫感染と違う?感染防止や予防策は?

武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染経路として、エアロゾル感染(エーロゾル感染)する可能性があると話題になっています。
エアロゾル感染(エーロゾル感染)とはいったいどんな感染なのか?空気感染や飛沫感染との違いはあるのか調べてみました。
また感染防止や予防策についてもお伝えします。
エアロゾル感染(エーロゾル感染)とは空気感染や飛沫感染と違う?感染経路について!
新型コロナウイルス、エアロゾル感染を確認 中国保健部〜ネットの反応「要するに空気感染だよね」 https://t.co/wTmMqPVjdl
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) February 9, 2020
例えば、インフルエンザA型ウイルスなどは、原因微生物が咳やくしゃみなどした際に飛び散る呼吸飛沫で、空気中にウイルスがさらされて感染を広げていきます。
疫学上では、感染者から飛び出した大きな飛沫は1メートルから2メートル以内で地上へ落下し積もるようです。
原因微生物の飛沫核が肺の末梢にまで達することで、感染が懸念される訳です。
ずっと空気感染の確率は低いって言ってたのに…
空気感染が確認されたら今の安いマスクじゃ予防できない?
武漢肺炎:中国はエアロゾルを介した新しいコロナウイルスの伝播を確認
BBC News
武汉肺炎:中国确认新冠病毒经空气通过气溶胶传染 pic.twitter.com/LYlUAqk7S4— れいわちゃん🌸フォローされたいです (@reiwachan_co_jp) February 9, 2020
又、感染経路には接触や経口、飛沫など様々です。
今回は、エアロゾル感染(エーロゾル感染)と空気感染、飛沫感染を簡単にお伝えします。
エアロゾル感染(エーロゾル感染)とは
新型コロナウイルスで空気感染(エアロゾル感染)を確認と中国当局!非接触でも感染リスク!BBCも報道
エアロゾル感染だと長距離移動する pic.twitter.com/4dBDJK0H31— Space Commander Zero-i (@Q92754414) February 9, 2020
エアロゾル感染とは、大きな飛沫とは異なり長時間にわたって空中に滞留するものを指しています。
ちなみに空中に浮遊している微小な液体、もしくは固体の粒子をエアロゾルと言っていますね。
大きさは直径5マイクロメートル未満の微小な感染性飛沫に分類され、これを吸い込むことにより感染することをいいます。
ほぼ空気感染と思ってしまいますね。
ですが感染する範囲が空気感染とは異なるため分類されているようです。
空気感染(飛沫核感染)とは?
新型コロナウイルス、エアロゾル感染を確認 中国保健部〜ネットの反応「要するに空気感染だよね」 https://t.co/s3DsVlG2CK
大変失礼しました
エアロゾル感染の「飛沫核」は
飛沫が乾燥し空気中を漂うに至るものであり
「飛沫」とは別です大変失礼いたしました#ネトウヨ #ネトウヨ緊急事態宣言 pic.twitter.com/C4IK8S1IFt
— 誇り高きネトウヨ =NETOUYO = (@juro789) February 9, 2020
空気感染とは、飛沫感染の一種です。
原因微生物が咳やくしゃみなどした際にでる飛沫核の大きさが5マイクロナノ以下の大きさで空中に浮遊し、空気の流れによって飛散したものを吸い込むこと等で感染することですね。
しかも大きさが5マイクロナノ以下ということもあり、小さくて軽いため地上への落下速度も遅く、約92㎝以上の距離を移動します。
ただし、空気の流れのよっては距離も変化しますね。
おもな原因微生物には、結核菌・麻しんウイルス(はしか)・水痘ウイルス(水ぼうそう)などです、条件次第ではインフルエンザも含まれます。
また、ノロウイルスも空気感染(塵埃感染)する可能性が考えられているそうです。
塵埃感染は、感染者の吐いた物などを放置したり又、不適切な処理方法で行ったりした場合、ウイルスを含んだ物質がカーペットなどの床に残ったまま状態になります。
そしてそこからウイルスを含んだ物質(塵埃)が空中に舞い上がるなどし、吸い込んだ人が感染してしまうということです。
飛沫感染とは?
インフルエンザ、コロナウイルスの予防は手洗い、換気、自己管理。
新型ウイルスは空気感染よりむしろ飛沫感染だと言われる中、やはり換気は大事だと言う。
いずれにせよ主な感染経路は手。
ウイルスがついた物を触る→その手で目、口、鼻を触る→感染→抵抗力がないと発症。結局は免疫力の差で決まる pic.twitter.com/ReS3uHJaQ6— Miwa@ロサンゼルス (@miwa_njuguna) February 7, 2020
飛沫感染とは、原因微生物が咳やくしゃみ又は呼吸によって空気中に飛び散った細かい水滴など飛沫の大きさが5マイクロナノ以上の大きさで空中に浮遊し、空気の流れによって飛散したものを吸い込むことで粘膜に付着し感染することですね。
飛沫感染は飛沫核の周囲に水分を含んでいるため重く、地上への落下速度も速く、約92㎝未満の距離を移動します。
また、水分を含んでいることで空気中を浮遊しづつけることはないようです。
おもな原因微生物には、インフルエンザウイルス・ムンプスウイルス・風疹ウイルス・レジオネラ属菌などです。
ただ、原因微生物の周囲の水分が空中で乾燥し1マイクロナノから2マイクロナノの大きさの飛沫核となった場合、空気中を長時間浮遊します。
万が一、それを吸い込んだ場合には感染する恐れも考えられますね。
いずれにせよ、急ぎの要件が無い限り、人混みや人の多い場所、不衛生な場所などには出向かない事ですね!
エアロゾル感染(エーロゾル感染)の感染防止と予防策は?
品薄ではあるけど定期的にマスクの在庫は補充されてますね。
群馬県前橋市より
何度も言いますがウイルスの空気感染にマスクは効果ありませんが… pic.twitter.com/bIgLLwmhVE— くにきだふなまる💮花丸推し (@27xo27) February 7, 2020
エアロゾル感染(エーロゾル感染)とは、ほぼ空気感染と考え、感染防止と予防策についてお伝えします。
感染防止は、飛沫感染や空気感染を広げないためには、感染者にはマスクをしてもらうことが一番ですね。
しかも、鼻までしっかり覆い隠していただきましょう。
なぜなら鼻水も原因微生物を含んでいるからですね。
また逆に、予防策は感染者がいる場所などへ出向く場合は、マスクなどをし直接飛沫や飛沫核をなるべく吸い込むことのないようにしておきましょう。
ただ、マスクは空気感染には効果がないと言われていますね、しかしマスクをしないよりかはしたほうが良いと思います、
何よりも一番は感染者がいる場所や、人混みの多い場所に出かけた際に手すりやエレベーターのボタンなどを触れた場合は、その指で口や鼻、目などを決して触ってはいけません。
感染する可能性が高くなります、いわゆる接触感染ですね。
必ず、外部で何かに触れたりした場合は、必ず手洗いを行うように徹底しましょう!
その際は指先から手首までや、指の間と手の甲なども丁寧に洗っておきましょう。
まとめ
エアロゾル感染(エーロゾル感染)とは、どんな物なのか調べてみると、ほぼ空気感染ににていましたね。
ただ、エアロゾル感染(エーロゾル感染)と空気感染は分類分けされているようなので細かい点で言えば違ってくると考えられますね。
また感染防止や予防策には、マスクなどの品が必要です。
現在日本では、マスクやアルコール消毒液、除菌シートなど空気感染や飛沫感染の防止や予防の品物が不足しています。
早期に需要と供給のバランスが整うようになってほしいところです。