お取り寄せの半生ラーメンにアルコール臭いがするのはなぜ?身体への影響は?
お取り寄せの半生ラーメンにアルコール臭いがするのはなぜ?か気になりますよね。
なぜアルコール臭がするのか、そして自分の身体への影響はあるのか?気がかりになると思います。
そこで、お取り寄せの半生ラーメンにアルコール臭いがするのはなぜなのか?身体への影響はあるのか?調べてみました。
お取り寄せ半生ラーメンにアルコール臭いがするのはなぜ?
冷やし中華の麺からアルコール臭がするorz pic.twitter.com/49CDbBhC2O
— 田島 (@LSabe) July 10, 2014
お取り寄せ半生ラーメンにアルコール臭いがするのは、結論からお伝えすると「品質保持のため」になります。
品質保持のために食品添加物である「酒精(アルコール)」または中華麺のコシ(食感)を出すためにアルカリ剤である「鹹水(かんすい)※」を使っているからです。
※かんすいとは、塩化ナトリウムなどの塩分を含んだ水になります。
かんすいはラーメンにとって必要な物質で、麺の弾力や展延性を加えコシや滑らかさを生みだします。
炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどを主成分としたアルカリ塩で小麦粉にかんすい加えることでタンパク質であるグルテンに美味しさを増幅させているんですね。
ちなみにその理由はグルテンが無機質・アルカリ性の物質と混ざり合い収斂する性質をもっているためです。
また麺の色が淡黄色なのは、小麦粉の中に存在するフラボノイド系色素が「かんすいのアルカリ性と反応する」からです。
半生ラーメンのアルコール臭い!身体への影響は?
以前は、苛性ソーダを主成分とする粗悪かん水が出回っていましたため「かん水は体に悪い」と言われている方も居ますが、現在では昭和62年4月より食品衛生法所定の製品検査に合格した
日本食品添加物協会が発行する「かんすい確認証」が添付されているかん水を使用し製造されています。
かんすいは食品添加物として食品衛生法で厳しく管理されているため、食品衛生管理者資格認定講習会において添加物の課程を修了した者でなければ製造できないようになっています。
つまり、食品添加物は健康に影響を及ぼさない量許容量である一日摂取許容量を基に量が決められているため製造者が適切に食品添加物を使用している限りは健康への影響は考えにくいんですね。
さらに毎日毎食、食べられる方はそうそういないと考えます。
まぁ、どんな食材においても、食べ過ぎ取りすぎには気をつけなければならないことは確かですね。
ただ中には毎食毎日通年、同じものを食べられている方も居ると思います。
なので、ご自身がご自分の身体に影響があるなど気になさる方は、食べすぎに注意するようにしてみましょう。
まとめ
お取り寄せの半生ラーメンにアルコール臭いがするのはなぜ?身体への影響についてお伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。