こどもの日に鯉のぼりをなぜ飾るの?いつからいつまで飾るの?

2019/07/20
 

こんばんはトチです。

こどもの日が近づくと、鯉のぼりを掲げているお宅も増えてきます。

以前に比べると、数も少なくなってきたし、小型化している印象を受けます。

マンションが増えてきて、住宅事情が変わってきたこともあるんでしょうね。

 

そもそも鯉のぼりってどんな意味があるんでしょう?

お子さんの「なぜ?なぜ?」がはじまる前にしっかり説明できるようになっておきたいですね。

 

端午の節句

 

日本には五節句と呼ばれる節句があります。

  • 1月7日 人日(じんじつ)の節句(七草の節句)
  • 3月3日 上巳(じょうし)の節句(桃の節句)
  • 5月5日 端午(たんご)の節句(菖蒲(しょうぶ)の節句)
  • 7月7日 七夕(しちせき)の節句(笹の節句)
  • 9月9日 重陽(ちょうよう)の節句(菊の節句)

 

書いていて気が付いたのですが、1月7日だけぞろ目じゃないんですね。他の節句はぞろ目なのに!

 

端午の節句は五節句のうちの1つなんです。

端午って月の端(はじめ)の午(うま)の日って意味なんだそう。つまり毎月あるんですね。

午(ご)と五(ご)の音が同じなので、毎月5日をさすようになって、しだいに5月5日のことをさすようになったんだとか。

 

端午の節句には門に菖蒲(しょうぶ)をかけたり、菖蒲をつけたお酒を飲んだりしていたそう。

この風習は中国から伝わってきたそうで、菖蒲には厄除けの力があるそうなんです。

 

鎌倉時代ごろに、菖蒲が尚武(武道や武勇を重んじること)の読みと同じであることや菖蒲の葉が剣の刃に似ていることなどから男の子の成長を祝う日になったそうです。

 

確かに菖蒲の葉って真っすぐて細くて剣の刃のようですね!

 

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こどもの日に鯉のぼりを飾るのはなぜ?

日本の武家で男の子が生まれると、玄関先に家紋のついた幟(のぼり)を立てて祝っていたそうです。

 

それに対抗して庶民が立てたのが5色の吹き流しなんだそう。

今でも吹き流しのある鯉のぼりもありますね。もともとは吹き流しだけで立てられていたんですね。

 

そのうちに、鯉の生命力の強さや中国の故事にちなんで、吹き流しに鯉が描かれるようになったのが鯉のぼりの始まりです。

 

登竜門伝説という中国に伝わっているお話があります。

黄河の急流で「竜門」と呼ばれる滝、その滝を登り切った魚は龍になれるといいます。

数々の魚たちが登り切ろうと試みるものの上手くいかず、最後まで登り切ったのが鯉だけが龍になったというお話です。

 

登竜門伝説よりも「鯉の滝登り」の方が聞き覚えがあるかもしれません。

トチは鯉の滝登りって言葉は知っていましたが、こんなお話だったとは知らなかった!

 

江戸時代の鯉のぼり

当初吹き流しに、描かれていたのは黒い鯉である真鯉のみで、子供を表していたんだそう。

 

どんな環境においても健やかにたくましく育つように、また出世するようにとの願いがこめられていたんですね。

 

明治時代の鯉のぼり

鯉のぼりに赤の緋鯉(ひごい)が加わります。

黒の真鯉がお父さん、赤の緋鯉が子供と色の意味が変わります。

 

江戸時代よりも子供の生存率が高くなったことで、子供のみに重きをおく考えではなくなり、一家の大黒柱である父親の役割の重要性などから真鯉がお父さんになったのだそう。

 

昭和(戦後)以降

鯉のぼりにさらに青い子鯉が加わります。

黒の真鯉がお父さん、赤の緋鯉がお母さん、青い子鯉が子供と、もともとの1色だった色の意味が変化してきました。

 

青い鯉のぼりを作ることには戸惑いもあったそうなんです。

鯉には黒も赤もいるけど、青っていないんですね。白とか黄色ならいるけど。

なので、実際にいない色の鯉のぼりを作っても売れないんじゃないかとの危惧ってわけです。

 

でもそんな心配はいらなかったようで、黒、赤、青の鯉のぼりは定番となりました。

最近ではピンクや緑も見かけますね。随分カラフルになってきたかなぁ。

 

現在の鯉のぼり

鯉のぼりをあまり見かけなくなったなぁ、あまり飾られなくなったのかなぁと思っていたトチです。

 

年中行事をあまり行わなくなっているのかと思っていたらどうやらそうじゃないらしく、室内タイプの鯉のぼりが増えてきてるんだとか。

子供の数だけ子鯉を増やすタイプのものもあるそうです。

 

風になびく鯉のぼりを見るのはやっぱり雄大でいいのだけれど、室内タイプだと雨を気にしなくてもいいのが良いですね。

 

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鯉のぼりっていつからいつまで飾るの?

 

鯉のぼりを飾る時期っていつなんだろうって悩むんですね。

よその家が飾り始めたらみたいな・・・

そしてよその家がしまい始めたらみたいな・・・

 

鯉のぼりを飾り始めるのはいつ?

 

調べてみたら、特にいつって決まっているわけではなくて、春分の日以降4月下旬ごろまでに飾ると良いらしいです。

こだわる人は大安の日とか選んだりするようです。

 

が、

あんまりこだわっていると、天気のことやお休みのこともあるので、下手したらこどもの日が終わっていたなんてことになりますので、ほどほどに!

 

鯉のぼりを片づけるのはいつ?

 

鯉のぼりを片づける時期についても明確には決まっていないようです。

こどもの日が終わった直後に片づける家庭もあればしばらく飾っている家庭もありますね。

目安としては5月中旬ごろまでが適当なよう。

 

ただ、地域によっては旧暦の端午の節句(6月中旬)まで飾っていたりするので、その辺りは確認してみると良いですね。

 

室外タイプの鯉のぼりは、汚れを落として乾かしてからしまってくださいね!

 

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まとめ

 

こどもの日に掲げる鯉のぼりの歴史についてお伝えしてみました。

鯉のぼりってもともと黒一色だったんですね。

鯉のぼりがだんだん増えて、色の意味も変わってきたんだって初めて知ったトチです。

時代とともに変化してきたんですね。

 

お子さんの健やかな成長をお祈り申し上げます。

素敵なこどもの日をお過ごしください!

 

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