厚底シューズナイキの特徴や構造と走り方!メリットとデメリットは?

ピンクシューズで話題のナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」!世界陸連によると今後使用禁止になる恐れが浮上しているんです。
オリンピックがもうすぐの時に使用禁止って・・・。
そんな話題のNIKE厚底シューズ「ヴェイパーフライ」の特徴や構造と走り方についてとメリットとデメリットは一体どんな感じなのか調べてみることにしました。
目次
ランニング時の着地の方法の種類!
#全国男子駅伝
NIKEのはヴェイパーフライの選手だらけ!
ピンクの靴だらけ!
ほとんどNIKE!! pic.twitter.com/AkRtZ2GzIe— マラソンバカ (@mKGLGSzNfSPwGEW) January 19, 2020
まずはランニング走法について、お伝えしたいと思います。
実は人の走り方は、3つに分類できるんですね。
どれが一番いいってことは、無いのですが出来れば体力や自身の走りやすさに見合った走り方がおススメですね。
出なければ怪我をしてしまう危険性が増えてくるからです。
ミッドフット走法(ミッドフット・ストライク)
ミッドフット走法は、足を自然に着地させることから、フラット走法とも呼ばれています。
足の裏の中央(中足部)から足裏の外側の部分で着地する走り方のことを言います。
フラット走法と呼ばれるのは。足裏全体を着地させているからですね。
リアフット走法(ヒール・ストライク)
リアフット走法は、足の踵(かかと)から着地させることから、ヒール・ストライク走法と呼ばれています。
踵(かかと)が地面などに接地した後、地面からの反発力を利用しながら、前への推進力を得る走り方のことを言います。
ヒール・ストライク走法と呼ばれるのは、踵(かかと)の部分から着地させているからですね。
ちなみに日本では長距離ランナーに、リアフット(ヒール・ストライク)走法で走られる方もいます。
フォアフット走法(フォアフット・ストライク)(トゥ・ストライク)
フォアフット走法は、足裏の前半分から着地させることから、フォアフット・ストライク(トゥ・ストライク)走法と呼ばれています。
特に中距離や短距離で利用されていますね。
足の裏前半分が地面などに接地した後、地面からの反発力を利用しながら、前への推進力を得る走り方のことを言います。
フォアフット走法は、速度が速い時には踵(かかと)を地につけずに走り続けることがあります。
踵を地面につけない分、足運びが速くなりますよね。
世界の中で言えばアフリカ系選手の多くは、フォアフット走法を行っている選手が多くみられますね、またアフリカ系選手は長距離選手もフォアフット走法で走る選手が多くみられます。
元々人は素足や靴底が薄い靴で走っていたのですが、その頃は着地の衝撃をやわらげるために、知らない間にミッドフットかフォアフットで走っていたそうです。
もちろん今では、多くの人がミッドフットかフォアフットで走られている人もいますね。
厚底シューズのメリット・デメリット!
弟「センター試験でヴェイパーフライ履いてる人居たんだよねー!遅刻しないように履いてきたのかな?意識高いわ!」
俺「(爆笑)」 pic.twitter.com/EdwGsy8xiu— ろくしゃみ@久しぶり (@rokushami109) January 20, 2020
ナイキによると厚底シューズのヴェイパーフライ4%は、フォアフットとミッドフットを強く進めています。
また同じ厚底シューズでもアシックスのメタライドは、ヒールストライクを前提に作っています。
ちなみにヴェイパーフライ4%は速く走るためのシューズで、メタライドは長く走るためのシューズになります。
そこで気になるのが厚底シューズのメリットとデメリットです。
使用方法によってスピードが出る。
歩幅が伸びる。
衝撃が吸収される。
疲れにくい。
厚底シューズを履いて走ることで、速度アップしたり歩幅が伸びるのなら、ランナーにとってうれしいことですよね。
しかも衝撃も吸収されて、体力が消耗しにくいなら尚更ですよね!
ところが、コレって人それぞれなんですね、なぜなら厚底シューズを上手く使えこなせなっかった場合、デメリットが発生するからです。
勝手にスピードアップする。
勝手に歩幅が伸びてしまう。
厚底シューズを使いこなす筋力が必要。
足首に合わないと足を捻挫する可能性がある。
勝手にというのは、初めて厚底シューズを履いて走ったらわかる感覚ですね。
もちろんフォアフット走行になれているのが前提です。
厚底シューズで走ると、それまでの走っていた感覚と違って、スピードアップや歩幅が変化してきます。
また、今まであまり使わなかった筋肉を使うわけですから、それなりの筋力も必要になってくるわけです。
また、厚底シューズが足首に合わないのにも関わらず、使用した場合何かのきっかけで捻挫してしまう可能性も出てきますね。
つまり厚底シューズだからではなく、どんなシューズも履きなれていなければデメリットになるということですね。
厚底シューズナイキの特徴や構造と走り方!性能と効果とは?
とはいえカーボンプレートを3枚重ねで空気バネを挟み込む構造のアルファフライは明らかにヤリ過ぎな気がします。見た目からしてもう…(笑)。国際陸連もこれ見て焦ったんじゃ?せめてカーボン1枚のNEXT%でやめておけばよかったのではないかなと。 #ナイキ #厚底シューズ #ヴェイパーフライ pic.twitter.com/Mz1mzgEOmz
— みやすのんき@RUN垢 (@MiyasuNonki) January 16, 2020
ナイキの「ヴェイパーフライ」は「軽さ」「クッション性」が特徴の厚底シューズになります。
「ヴェイパーフライ」のミッドソールには、極めて高い反発力のあるカーボンプレートが挟み込まれているんですね。
「ヴェイパーフライ」はフォアフット(前足部)に体重をかけて走ることで、カーボンプレートに力が加わり反発!
その反発力を利用して体全体を前に推し進め、走りやすさを叶えてくれているシューズです。
「ヴェイパーフライ」には航空宇宙産業で使う特殊素材が採用されているようですが、シューズにまで宇宙産業の技術が使われる時代なんですね。
とはいえカーボンプレートを3枚重ねで空気バネを挟み込む構造のアルファフライは明らかにヤリ過ぎな気がします。見た目からしてもう…(笑)。国際陸連もこれ見て焦ったんじゃ?せめてカーボン1枚のNEXT%でやめておけばよかったのではないかなと。 #ナイキ #厚底シューズ #ヴェイパーフライ pic.twitter.com/Mz1mzgEOmz
— みやすのんき@RUN垢 (@MiyasuNonki) January 16, 2020
特に最新の「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の性能や効果はで一番アスリートに喜ばれていることは、「疲労感が抑えられる」ということです。
ただ、今までフォアフット走行をしたことが無い人が、いきなり「ヴェイパーフライ」を履いただけで、すぐにシューズの性能や効果を100%発揮することは難しいようです。
フォアフット走行を体得するための練習時間が必要になってきます、また体力もそれなりに必要なんですね。
後半で体力切れが起こると、足はどうしてもかかとから落ちてしまうようになるんですね、そうなると「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の性能は活かしきれなくなります。
やはり日頃から、使い慣れていないと「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の性能と効果は使い切れないみたいですね。
最新の「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」は、今までの製品に比べ、ミッドソールを厚くしています。
前足部で4mm、かかと部で1mm厚くしています。
「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」は、旧シリーズの欠点や足らない点を補い、加速力や推進力を増やし、蹴るタイミングのスピードアップに心掛けてつくられた一品だそうです。
ランニング選手にとって、厚底ランニングシューズは、足の為にも成績のためにも欠かせないシューズみたいですね!
厚底シューズナイキのヴェイパーフライネクストの走り方!
「ヴェイパーフライネクスト」はフォアフット(前足部)に体重をかけて走ることで、カーボンプレートに力が加わり反発します!
その反発力を利用して体全体を前に推し進め、走りやすさを叶えてくれているシューズです。
つまり、フォアフット走行になれていないと使い物にならないシューズになります。
しかも使い方を誤れば怪我をしてしまう場合も考えられますね。
走り方は上でもお伝えしましたが再度お伝えしますね。
「ヴェイパーフライネクスト」は、足の裏前半分が地面などに接地した後、地面からの反発力を利用しますので、体重を前にかけるようにします。
もちろん体力がなくなってくると、どうしてもかかと側に体重がかかりだしますが、そこは意識していきましょう。
「ヴェイパーフライネクスト」になれていないうちから、長距離を走るのではなく、まずは短距離から徐々にシューズのコツをつかみましょう。
厚底シューズナイキの規制や使用禁止の理由とはなぜ?
【複数英紙報じる】「ナイキ厚底シューズ」国際陸連が禁止かhttps://t.co/2crmOJjRxm
陸上長距離界を席巻している「ヴェイパーフライ」が禁止となる可能性が高いと報じられている。世界記録なども出しており、禁止となれば陸上長距離界に大きな衝撃が走ることになる。 pic.twitter.com/qamvDLIIov
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 15, 2020
既に「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」を使われている選手は沢山います。
そして、NIKEの最新の厚底ランニングシューズ使用した選手からは、ほぼ喜びの声しか聞こえてきません。
走りやすい靴であり疲労がたまらないシューズなら尚更ですよね。
しかし「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」は今後、世界の大きな大会での使用禁止になるかもしれません。
現状では、話し合いの段階です。
使用禁止になる主な理由は、「カーボンプレートがバネの役割を果たし、人間の力で走っている以上のスピードを生んでいる」ためということなんですね。
ナイキの厚底シューズ カーボンがしなってバネの働きをし、早く走ることができる。なるほど。 pic.twitter.com/7gFYakNBGA
— ケミ介 (@chemisuke_sikyo) January 16, 2020
簡単に言うと選手全員が、NIKEのシューズを愛用しているわけでなく、公平性にかけるためってことです。
はぁ?ってなります。
そもそも人の足の形は千差万別です。
足の形や走り方に合わせて、靴を選び大会に臨んでいます!
もちろん、早く走れる靴を選んで大会に挑む人もいますよね。
しかも、どちらの靴を選ぶにしろ、足に合わないような靴を履く選手がいるのでしょうか?勝負に公平性がないと言っていることが、とても不思議です。
現段階ではNIKEの厚底シューズ使用禁止は決まっていません!現在話し合い中の段階です。
近いうちに結論は出すようなので、追って追記させていただきます。
厚底シューズナイキのピンクの使用禁止に対する世間の声は?
“ナイキ史上最速”厚底シューズの着用を世界陸連が禁止へ、海外メディアが報道https://t.co/akf4Zuie97 pic.twitter.com/dUH0kj8ZWS
— FASHIONSNAP.COM (@fashionsnap) January 16, 2020
現在は話し合い中の厚底シューズ!
問題は厚底シューズなのでしょうか?
それならオリンピックが開催される年でなくて2年くらい前に発表しないと、選手がかわいそうだと思うのですが?
積み重ねてきた努力は一体どうなるのでしょう。
これは…禁止になる理由がわからない。
ランニングシューズはドーピングじゃないんだが🤔
企業努力の結晶でしょ👟
NIKE買って走ってますが、本当に疲労が軽減されてる実感あります。
国際陸連は裸足で走らせたいのかね💦#ヴェイパーフライ#厚底シューズ pic.twitter.com/SKn8RxcR5p
— お菓子食べるの大好き (@Kstn_Ryou222) January 15, 2020
そうなんです、努力の結晶なんです。
ナイキ厚底シューズで調整してた選手が可哀想だわ…
去年には発表すべきだったよ— ぽ ん ⁴⁶ پ たなかひとみぃ〜 (@hono_boost220) January 15, 2020
同感です、問題にするのが、とても遅すぎです。
ナイキの厚底シューズが使用禁止の流れになってきてるけどどうなんだろう。
中にカーボンプレートが入って、それがバネのように反発するのが問題なのかな?
実際に履いて体験してみたい。
3万は高いな。— ネコ。 (@Th5wmMAKYMmNHFb) January 20, 2020
トレーニング法とかデータ分析とか食事とかには何の規制もしてないくせになんでシューズは禁止なん、それも含めて技術の進歩じゃないんかよ
ナイキの厚底シューズ問題— マイノリティ_チャンネル (@Minoritychannel) January 20, 2020
やはり世間の人の多くの意見は、禁止発表が遅い!がダントツでした。
そうですよね、でなければ今まで調整して走ってきたフォームを作り直さないとダメになってしまいますから。
世界陸連は何を考えているのでしょうか?
まとめ
NIKE厚底シューズ「ヴェイパーフライ」の特徴や性能と効果とメリットとデメリットについてお伝えしてみました。
人の足って千差万別ですよね、足に合う靴も千差万別です。
足を怪我しないように自分の足に合ったシューズで大会に出ても良いのではないでしょうか?
バネが入っているからダメと言っているようですが、「ヴェイパーフライ」を使っていても全員がバネを使いこなせるわけではありませんよね。
それに禁止するならするで、もっと早くに決定したほうが選手の為だと思うのですが、世界陸連には机上の空論が好きな人がおられるみたいで残念です。