王子様なんていらない3話!天宮瑠璃と桜庭周の場合

「王子様なんていらない」は主人公の東条琴子が周囲に婚約者がいることを隠して高校生活を送るお話です。
琴子は特別とか普通とかそんなことを気にして自分には伊誓の隣にいることはふさわしくないと思っています。
桜庭周は特待クラスだけれど、琴子と同じように特別と普通を気にしているんです。
天宮瑠璃は特別だから自分にはふさわしくない、だからもっとふさわしい王子様と一緒になって欲しいと桜庭周は思っているんです。
王子様なんていらない3話!林間学校

林間学校を楽しみにしている琴子ですが、自分以外のメンバーが特待クラスであることに不安を感じています。
特待クラスとなるべく関わりたくないと思っている琴子にしてみれば、複雑ですね。
琴子と同じ班の桜庭周は琴子に得意なことはあるのかとか何もできそうなことがないとか失礼なことを言ってくるんですよね。
琴子はは特別な者は特別な者同士がお似合いだと思っていると桜庭に言われてしまいます。
琴子が傷つくようなことを言うなんて桜庭は性格が悪いのかなって思いますよね。
桜庭が天宮瑠璃のことが好きで天宮が伊誓が好きだから天宮のことを応援しようとしているのかななんて思ったり。
王子様なんていらない3話!天宮瑠璃と桜庭周の場合
てっきり天宮は伊誓が好きなのかと思っていたら、桜庭が好きだったんですね。
桜庭と天宮は少しの間付き合っていたことがあるようです。
桜庭は周りからは特別だと思われているけれど、必死に頑張ってもその程度、何もしないでも何でもできる天宮とは釣り合わないと思っているんです。
桜庭は琴子と同じように特別とか普通とか気にしていて、天宮が好きだからこそ直前に志望校を変えてまで天宮の前から姿を消そうと思ったようですね。
天宮は桜庭と同じ学校に行きたくて、桜庭を追いかけて同じ学校を受験したようです。
桜庭も琴子と同じように自分に自信がないんでしょうね。
天宮は桜庭にもらったプレゼントをずっと大事にしていて前日に落とした指輪を必死で探します。
天宮は周りにどう言われようと桜庭が好きで、桜庭と一緒にいたいと思っているんです。
天宮は琴子のように普通の女の子になりたかった、琴子は天宮のように特別になりたかった。
でも問題はそこではないですよね。
隣に立ちたいから釣り合うような自分になりたい、そう思って努力することは悪いことではないし、向上心があって良いと思いますが、そこまで気にする必要はないんですよね。
お互いの気持ちが一番大事で、お互いが思いあっているのであれば周りなんて関係ないと思うのですが、周りにあれこれ言われるとやっぱり色々考えてしまうんでしょうね。
まとめ
桜庭は琴子に意地悪をしているように見えたのですが、琴子と同じように普通と特別で苦しんでいたんですね。
琴子と伊誓の関係が壊れてしまうことはないと思いますが、桜庭と天宮はどうでしょう。
天宮は桜庭をあきらめるつもりはないようなので、桜庭の気持ち次第なのでしょうね。